椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (新潮文庫)



椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (新潮文庫)
椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (新潮文庫)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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ホイットフィールド船長に乾杯!

ご存知ジョン万次郎の漂流記です。家族の生活を支えるために働いていた少年が、貧困から抜け出すべく船乗りになり、初めての航海で遭難する。不幸のどん底から始まるこの物語は、外国船に救助され、その船長の人柄により、夢のサクセスストーリーへと生まれ変わります。主人公の努力や才能はもちろんですが、出会う人によって人生が大きく変わる!津本作品の傑作だと思います。上下巻いっきに読み通してしまいました。ドックウッドと呼ばれる花水木が、どんな木なのか知りたくなります。
目の前に万次郎がいるかのように面白い

私が「歴史小説」で他の人に薦めるとしたら、絶対これ。
万次郎の故郷、土佐の言葉の表現が多いので、まるで万次郎が目の前にいるかのように、どんどん引き込まれていく。上、下巻の2冊ものだが、面白いので、あっという間に読み終えてしまう。何度読み返したかわからない。

いつも泣けてしまうのは、万次郎が鎖国時代の日本に戻り、お母さんと再会した場面。

また、ペリー来航であわてふためく江戸幕府と、幕府に翻弄されながらも活躍する万次郎の姿を描いているところも非常に興味深く読める。
アメリカ時代の旧友や恩師との再会も感動的。
運命を切り開く男の話

ご存知ジョン万次郎の生涯。万次郎の生涯を知らない人にはページをめくりながらハラハラドキドキの連続である。読みやすい文体とヒューマンドラマとしての面白さが重なって時の経つのも忘れて読みふけってしまう。運命の不思議さに感じ入るよりも、万次郎のチャレンジャースピリッツが運命を切り開いていくことに清涼感を感じるでしょう。
「おもしろかった!」感想はこれにつきる。

宮城谷昌光ファンの父、司馬遼太郎ファンの母、津本陽ファンの夫、そして歴史小説をあまり読まない私…全員が絶賛!
本当に寝るのも忘れて、上下巻、一気に読ませられる。そのストーリー展開の巧みさといったら!お薦めです。



新潮社
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