帝国の昭和 (日本の歴史)



帝国の昭和 (日本の歴史)
帝国の昭和 (日本の歴史)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
人気ランキング:243681 位
発送可能時期:下記ボタンを押して納期をご確認下さい。
参考価格:¥ 2,310 (消費税込)

ご購入前のご注意
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。 商品販売はすべてアマゾンの取り扱いです。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。

購入する/商品をみる

開戦に至る経緯は説得力あり

日米開戦に至る過程は「各政治勢力がその時その時の最悪の選択を避けようとして行った決定の積み重ね」であり、「誰が主導者であったかよりも、そのような曖昧な決定の連鎖が、どのようにして開戦という決定的な選択に結びつくのかを明らかにすること」が大切であるとする主張は説得力がある。ただ、著者自身述べているように、前半部分は「何か特定の結末に向かって進む道筋という叙述の仕方は採用していない」ので、時代背景等についてある程度予備知識のある読者でないと難解と感じるかも。
キーワードは「革新の光明」「モダニズム」

本書とほぼ同時代を扱った北岡伸一『政党から軍部へ』(中央公論新社)が、政治・外交・軍事を叙述の軸にすえた良い意味でオーソドックスな構成だったのに対し、こちらはより凝っている。

いろいろな意味で戦前の昭和史を記述するのは難しい。そもそもなぜ、当時の日本はあれほど対外戦争に明け暮れたのか?それをまたどうして、当時の日本人は右も左も関係なく翼賛していくことになったのか?
この疑問に応答するために、「軍刀をガチャつかせた横暴な軍部に無知無力な大衆は引きずられたのだ」といった、現代にあってなお多くの人が漠然と抱くイメージに著者はほとんど頼ろうとしない。
著者の提示する回答のひとつは、ある意味拍子抜けするものだ。当時は「誰も戦争が愚かだとも悪だとも思っていなかったからである」p8。
さらに重要なのは、当時の対外戦争が要求する総動員体制(合理化・組織化)の波が、マルクス主義を潜り抜けた日本人に「後進的・封建的な」日本社会を一気に高みへと引き上げる逆転ホームランだと観念されることとなった、という指摘だろう。
資本主義の没落・革新の光明・近代の超克といった諸々の概念がリアリティを持って知識人や官僚に訴えかけていた、そんな時代だった。

マルクス主義とナショナリズムとの親和性、戦時体制とモダニズム・・現代人から見れば不合理で不可解でしかない昭和戦前期という「外国」への「方法論的帰化」を試みてみたい、と言う著者の提示する視角は既成観念から自由であり、スリリングでさえある。やけに醒めた文体も印象的だ。前述の北岡本と一緒に読んでおきたい一冊。



講談社
政党政治と天皇 (日本の歴史)
明治人の力量 (日本の歴史)
日本の歴史 24巻 (日本の歴史)
維新の構想と展開 (日本の歴史)
日本の歴史 25巻 (日本の歴史)




追善―密命・死の舞 (祥伝社文庫)

痛快!ローマ学

塚原卜伝 (ノン・ポシェット―日本剣鬼伝)

椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (新潮文庫)

椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (新潮文庫)

椿山 (文春文庫)

帝国の興亡〈下〉―ロシア帝国とそのライバル

帝国の興亡〈上〉―グローバルにみたパワーと帝国

帝国の昭和 (日本の歴史)

帝国海軍士官になった日系二世




 [link]QQQQQ017  [link]HHHAA081  [link]NNNNN014  [link]HHHZZ034  [link]TTTZZ046
 [link]IIIZZ035  [link]UUUZZ047  [link]JJJAA083  [link]PPPPP016  [link]FFFFF006
 [link3]AAAAA081  [link3]AAAAA019  [link3]AAAAA006  [link3]AAAAA064  [link3]AAAAA004
 [link3]AAAAA046  [link3]AAAAA069  [link3]AAAAA058  [link3]AAAAA003  [link3]AAAAA056



digidigi mini bannerdigidigi mini bannerdigidigi mini bannerdigidigi mini bannerdigidigi mini banner