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拍手という花束のために
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| 商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
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| セールスランク: | 49341 位
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何のために人は生きているのか教えてくれた
1 何のために演劇をやるのかということ
タイトルのとおり、「拍手」のため。
彼らキャラメルボックスはプロの劇団だから、金のためでないといったらうそになるでしょう。しかし、ひとの幸せってなんなのかを考えたときの原点が拍手、すなわち心のそこから喝采を浴びること、賞賛を得ることなのだと。僕はつねづねそう考えていましたが、この本を通じて確信したような気がします。 そのことを、チーム全員に浸透させている。
金をとって、それに見合うエンターテインメント、パフォーマンスを示し、それで拍手喝采を浴びる。 並大抵のことではありませんよね。いろいろな努力のあとが本書から読み取れます。
2 全員が「主役」になり得るチームであること
主役持ち回り制、つまりスターシステムをつくらないというこの劇団の哲学です。
目の前の結果(果実)にこだわらない
「一部の熱狂」はいつかは冷めるという
長いスパンでの構想です。
でも、結果主役に抜擢されたみんながそれに応える。脇役にまわっても、平然と主役をサポートする。 主宰者の人望とその哲学を、骨の髄までしみこませたひとりひとりのチカラでしょう。実際、そうしないとチームは長続きしないのでしょう。
いろいろなノウハウが凝縮されていますが、上記2点の基本的な考え方に胸を打たれた次第です。
何のためにやっているのか・・・・いくらいいものを作っても、すごいことを成し遂げても
それを認めてくれる人がいるからこそ、やりがいがあるのですね。それを認めるのは、自分ではなく他人なのです。お客様であり、仲間のひとりひとりなのです。いいものは、なにもいわなくても自然と拍手がおこり、自然とチケットを買ってくれるのですね。
そこにたどり着くまでが大変ですが、小さなことからひとつひとつです。素晴らしい内容の本でした。
芝居好きしか読まないのはもったいない!
活字がびっしり詰まったこの本、
お芝居の本というよりは、ビジネス書である。
いかにお客さんを喜んでもらうか、
そのために作り手は何をしたらいいのか。
そういうことを熱く語っているのだ。
そもそも加藤さんが芝居の世界に入ったのは、
大学時代に見た芝居があまりに面白く、
この人の芝居はもっとたくさんの人に見られるべきだ、
と考えたから。
したがって、お客さんをいかに増やすか、
そこに力点がかかっているのだが、
観客増員さえできればいい、というわけではない。
読みながら赤線を引っ張ったところを書き出してみると、
・「お客さんに着ていただき、観て楽しんでいただく」ことが最優先
・1度「好き!」とおっしゃってくださった方には、もう、とことんまで、チケット代の3杯返しをするまでサービスし続けてしまう
・「ちょっと嬉しい」の積み重ねが、きっと「とっても嬉しい」に繋がる
読め!
ミュージカルをしない劇団の中で日本一の観客動員を誇る『演劇集団キャラメルボックス』の制作総指揮である加藤昌史さんが書く、「どうやって小劇場で行っていた劇団が20年続けてこれたのか」のエッセイ集というかノウハウ集。
劇団員の収入や、グッズの売上金額、ある公演の観客動員数(しかも券種やVIP招待の枚数まで)、「こんなことまで書いてええんか!?」とあけすけに劇団運営について書かれている。
いや、これは本当にビジネス本ですよ。有名人の成功体験よりもよっぽど「気づき」のエッセンスにあふれています。自分の子どもに「劇団プロデューサーになりたい」と言ってもらいたいという言葉はどんな仕事をしている人にも当てはまるはず。ウチもそういってもらえる仕事をやっていきますよ。
加藤昌史さんは今本当に大好きな「おっさん」です。
パワーをもらった
キャラメルボックスが20年間も人気を保っているのは、ただ、お芝居が面白いだけじゃなくて、いろんなアイデアを駆使しているからなのだと納得した。情報の透明性(なんと劇団員のお給料や、グッズの売上金額まで掲載されている!)や、お客さんを大切にする姿勢など、不祥事だらけの企業は見習ってほしい。どこまでも前向きな発想に、自分ももっと仕事を頑張ろうとパワーをもらった。
単なる演劇論と思うなかれ。
これはビジネス書のコーナーに置いてあってもおかしくない。 エンターテインメント産業のみならず、あらゆるサービス業に関わる人に読んでほしい。 レビュー、説明はこの本の何も語れない。 とにかく読むべし。
ロゼッタストーン
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